今この時を生きる。Vaundy怪獣の花唄を聴いて思ったこと
- 所長のひとりごと
Vaundyの怪獣の花唄という曲は昨年末の紅白歌合戦でも歌われて話題になっていましたが、
その中に、特に気になる歌詞があります。
落ちてく過去は鮮明で、
見せたい未来は繊細で、
過ぎてく日々には鈍感な君へ
まさにこれは人間の性質を表しているなと思って、ドキッとさせられました。
人間の他の動物と違う最大の特徴の1つは、
過去のこと、未来のことについて考えることができることです。
これは人間の大きな特徴であり、だからこそ人間っていうのは他の動物とは違う進化を遂げてきたとも言えるのですが、
逆にこれは人間だからこその苦しみの始まりという面もあるかと思っています。
つまり、過去のことをすごく鮮明に覚えて、そのことをずっと引きずっていたりすることによって苦しくなったり、
また未来のことを思い煩うことによって苦しみが出てしまうというところがあります。
その割には今生きているこの瞬間には鈍感なのではないだろうか
今この時に一瞬を大事にすること。
そこにそれができればもっと集中していろんなことができたりとか、もっと苦しみなく過ごせるのではないか。
この歌詞はそのことを示唆してるように思われました。