医師

渡部 豪 TAKESHI WATANABE
経歴
1994年 | 徳島大学医学部卒業 |
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1994年 | 厚生省入省 |
2000年 | 徳島県立中央病院にて臨床研修 |
2003年 | さくら診療所(吉野川市山川町)勤務 |
2013年 | ホウエツ病院(美馬市脇町)勤務 |
2014年 | よしのがわ往診診療所 開業 |
資格
- 内科医・救急医
- 日本DMAT隊員
- JATECプロバイダー
- 日本医師会認定産業医
- 医師臨床研修指導医
※一般内科の他、初期救急と在宅医療を専門としています。
ごあいさつ
診療所長の渡部 豪です。
私たちの診療所は吉野川市山川町にあります。
ここは北は四国三郎の愛称で知られる吉野川が流れ、南には蛍の名所で知られる美郷があり、そして南西には阿波富士と呼称される高越山がそびえている、風光明媚なところです。
私はこの地に移り住んでから約20年になりました。
ここに移り住んできて地域のいろんな方と関わり、お支えをいただいて生きてきました。
畑のこと、用水の事、子どもの送り迎え、学校行事、祭り、清掃作業、いろんな形で地域の仕事や行事に参加する中で、私は住民の皆さん一人ひとりが自分の得意技を使って地域社会を支えているんだなということを実感しました。
ここへ来るまでの私は、医師や医療という仕事だけを殊更に重要な仕事のように思ってきたところがありました。
しかしながら、地域社会においては医療も多くのいろんな営みの中の一つであり、特別の存在ではないことを痛感してきました。そして、地域の一住民として少しでも役に立ちたいと考えています。
そこで思い当たったのが在宅医療です。
交通手段がなくて病院に通うことができなかったり、救急車で行くほどではないかもしれないが身体の状態が悪くなったり、入院はしたくないけれども家で病気の人を見るのは不安があったり。
そうした方がたくさんおられます。
一番必要なものの一つとして24時間対応できるような訪問看護事業所を思いつきました。
ところが実際には、例えば夜に調子が悪くなった時に、看護師単独で往診して状態把握したり、必要時は病院に紹介したり、というようなことができないケースもよくあります。医師つきであればなおさら良いのではないかと考えました。それが今の診療所の出発点です。
開業にあたって1番腐心したのは、在宅医療であっても病院とは違った形で質の高い医療を提供したい、そのためにはどうしたらよいかということ。今もそのために試行錯誤しています。
このホームページはそうした私たちの試行錯誤の過程を皆さんと共有するページにしたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。
所長執筆書籍

書籍「往診屋」を刊行しました。往診や在宅医療の現場についてご紹介しています。