往診・在宅医療現場におけるヒドロキシジンの使用
- 訪問診療日記
前回に続いてヒドロキシジン(アタラックスP)の使用についてお話しします。
今回は実際の対応ケースを紹介したいと思います。
こんな風にこの薬を使えるのか、あるいは往診でこんなことができるのか
といったことを実際の現場の例を通じてご紹介できればと思います。
動画、または音声で3つのケースについて報告します。
動画
音声のみ
3つの症例に共通するところとして、
1)比較的高齢の患者さん、
2)基礎疾患に重篤なものがある、
3)特に血圧が低い等で呼吸循環動態ににあまり影響を及ぼしたくないという状況設定
が挙げられます。
また、不安が強く、他の症状にも影響を及ぼしていると推定されるといったところが3つの症例の共通した特徴かと思います。
こういった症例にヒドロキシジンを使用して対応できたという例についてご紹介させていただきました。