今年の当診療所の標語
- 紹介
今年の標語
年頭にあたって、今年は当診療所の標語を決めようと思い立ちました。
今年は、「謙虚に学ぶ」を掲げていきたいと考えます。
「百不知百不会」という禅語があります。
そのまま読むと知らないことが百ある、分かっていないことも百あるということ、つまり「知らないことも理解していないこともいっぱいある」という意味です。
昔中国の僧侶が悟りを得た後に、実は自分は何も知らないことに気づいて、この言葉を残したと言われています。
つまり、色々なことを知れば知るほど、自分が物事を知らないことに気づき始める。
謙虚な気持ちで学び続けたり、分からないことは人から教えてもらうのが大事だということかと思います。
2014年11月に当診療所を開いて、現在10年目に入っています。
10年目に入ったのを機に、今の自分と診療所を振り返った時に思わされたのは、まだまだ自分は分かっていないことが多い、まだ自分は未熟である、他の人から学ばないといけないことがたくさんある、ということでした。
昨年いくつか新しいことに取り組んできました。
やればやるほど自分が物事を知らないことに気づかされました。
一方で、自分にはまだ伸びしろがあると感じました。
まだまだ学べば伸びしろがある、と。
この診療所にも伸びしろがある、またまだ進化させることができると思っています。
そのために、「謙虚に」あらゆることは自分の肥やしと考え、いろんな見聞に触れて、他の人に学んでいこうと思っています。
今年もよろしくお願いします。